「薄毛を治したいけど、どの治療薬を選んだらいいか分からない…」
と、お困りではりませんか?
薄毛治療における第一選択薬は、プロペシアです。
プロペシアは抜け毛を減らす役割があるので、育毛に役立つお薬!
服用を始める前に、プロペシアの効果と服用時の注意点について解説します。
毛根を守らなければ抜け毛は止まらない
そもそもなぜ、毛が抜けてしまうのでしょうか?
抜け毛の原因は、脱毛を促すホルモン・DHTの仕業。
DHTが毛根に働きかけると毛乳頭が萎縮し、毛が抜け落ちてしまいます。
抜け毛を止めなければ、だんだん地肌が見えてくるように…。脱毛症状が進むと、前頭部がハゲるM字ハゲや頭頂部が薄くなるO字ハゲになってしまいます。
プロペシアの有効成分(フィナステリド)は、DHTの生成を防いで毛根を守る作用があるんです。
フィナステリドが作用すると髪が抜けずに育つので、太く成長した毛が髪にボリュームを取り戻してくれます。
プロペシアとのつき合いで気をつけたいこと
女性(特に妊婦)や子供へのプロペシアの投与は、禁忌とされています。
プロペシアはDHTの生成を抑える作用があるので、妊婦が服用すると男性胎児の生殖器形成に異常をきたす恐れがあります。
未成年や女性を対象とした臨床実験は実施されておらず、安全性が立証されていません。
誤ってプロペシアの粉末に触れてしまうと、皮膚から成分が吸収されてしまいます。お薬ケースに入れて子どもの手が届かない場所で保管するなど、管理には十分注意が必要です。
またフィナステリド服用中は、献血が禁止されています。
薬の成分が含まれる血液を子どもや女性患者に輸血すると、フィナステリドが作用してしまう恐れがあるからです。
日本赤十字社・血液事業部では、米国と同様にフィナステリドを服用中の方は1ヵ月間の休薬期間をおいて献血することとしています。